前回の記事では、医療機関における空気清浄の重要性についてお伝えしました。
今回は、「では、どんな空気清浄機を選べば良いのか?」について、具体的なポイントを解説していきます。
1. 強力なウイルス除去能力
一般家庭向け空気清浄機とは異なり、医療機関ではウイルスや細菌レベルの微粒子除去が求められます。
HEPAフィルター搭載はもちろん、さらにその上をいく高性能なフィルターや除菌技術が重要です。
2. 空気中の浮遊菌・微粒子を素早く処理
患者様が多く出入りする環境では、「空気がきれいになるまでに時間がかかる」では意味がありません。
短時間で室内空気を一巡させ、素早く清浄できるパワーが必須です。
3. 低騒音設計
診察室・待合室では、静かな環境を維持することも大切。
動作音が大きいと、患者様に不快感を与える恐れがあるため、静音設計も選定基準に入れましょう。
4. メンテナンス性・耐久性
業務用として常に稼働する医療機関向けでは、耐久性やメンテナンスのしやすさも無視できません。
フィルター交換の頻度、ランニングコストなどもトータルで考える必要があります。
5. 実績・信頼性
医療機関での採用実績や、第三者機関による性能試験をクリアしているかも重要なポイントです。
「どこでも売っている空気清浄機」ではなく、医療レベルで信頼できる機器を選びましょう。
まとめ
医療機関に必要な空気清浄機は、一般的な家庭用とは別格の性能が求められます。
患者様やスタッフの安心安全を守るためにも、「なんとなく」で選ばず、確かな性能を持った機種を選びましょう!
次回は、「よくある空気清浄機の落とし穴・注意点」について詳しく解説します。